英語教授法―海外のTESOLプログラム
TESOL留学したい人には必ずこの本を薦めています。
というのは、どこの学校に留学するか考えるときに、 特定の分野に関する研究メインで留学したいのか、 それとも将来のティーチングに役立つ知識を中心に欲しいのか、 目的によって、留学するべき大学院が変わってきます。
(最近では、留学ではなく上智など日本国内の大学院で TESOLを学ぶことも可能です)
例えば、私が卒業したサンフランシスコ州立大学は実践型 大学院で、卒業後は現場に立つ人がほとんどでしたが、 研究型大学院、例えばハワイ大学などでは、授業でも実践 よりも理論に重点が置かれています。
大学の知名度だけで選ぶと、痛い目を見ます! この本を参考にすると、自分が何をやりたいのか考えながら 選べますし、巻頭にある分野別一覧表(どのようなエリアがある か、例えば「第二言語習得」「社会言語学」など) を見ながら、TESOLについて知識のない人は概略を理解することができます。
一つ問題があるとすれば、記事に間違いがある場合が あるということです。サンフランシスコ州立大学を例に とっても、いくつか間違いがありました。
でも、そういった点を差し引いても、かなり良書だと思います。 TESOLを学びたい人は、一度は目を通しておくべき書籍です。
英語教授法―海外のTESOLプログラム (大学院留学専攻ガイド) | |
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