映画の予告編:You've Got Mailの英語表現
トム・ハンクスとメグ・ライアンの共演で話題になった映画、
You've Got Mail。
トム・ハンクス演じる書店チェーンの御曹司ジョーと、街角で
小さな本屋さんを経営するキャサリン(メグ・ライアン)は
商売敵同士。会えばいつも口げんかになってしまうのだが・・
あまり内容を話してしまうと、ネタバレしてしまって良くないですね。
早速予告編(trailer)にいきましょう。
予告編はジョー(トム・ハンクス)が"Just call me Joe."と自分の
名前を名乗るところから始まります。
そのあとのシーンですが、キャサリン(メグ・ライアン)がジョーの
自己紹介の仕方を皮肉って、これでもかというほどたたみかけ
ます。
"Joe. Just call me Joe." As if you were one of those stupid
22-year-old girls with no last name. "Hi, I'm Kimberley."
"Hi, I'm Janice."
As if〜は、「まるで〜であるかのように」という仮定法の意味に
なります。
『「私はキンバリーよ」「ジャニスよ」と、苗字なしで言うような、
頭の弱い22歳の女の子みたいに、「ジョーだ。ジョーと呼んでくれ」
なんて言っちゃって』
という感じでしょうか。
それに対してジョーは、ランニングマシーンで汗を流しながら、
"She's beautiful. But she is a pill."
「彼女はきれいだ、でもつまらない人間だよ」
pillはスラングで、「つまらない・退屈な人間」、「無愛想な人」
といった意味があります。
そんなふうに相性の合わないふたりなので、
"They couldn't stand each other."(ナレーターのせりふ)
「お互いに耐えられなかった」
のも無理はありません。
一方、ジョーもキャサリンも、仕事を終えるとメール交換の
相手とやりとりをするのが一日の楽しみに。そのメール交換
の相手とは・・・
あまり詳しく説明してしまうと、映画を見ていない人に種明かし
をしてしまうのでこのあたりにしておきますが、
ジョーが
"This woman is the most adorable creature I have ever
come in contact with."
とまで思いを寄せたこの女性(もう誰かお分かりですね?)
とはいったいどうなるのか?
予告編は、いろいろな場面がつなぎあわせられているので、
大体の内容を想像することしかできませんが、それでも
短い数分の中にいろいろな英語表現が詰まっています。
映画の英語は早くて聞き取れない部分もたくさんあるかも
しれません。そういった場合は、海外で映画のスクリプトを
無料提供してくれているサイトがあるので、活用してみて
ください。
私が使っているのはこのサイトです。
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気になりますが、無料なので文句を言ってはいけませんね^^;
上記の英文スクリプトも、このサイトを参考にしています。
時々スクリプトが間違っていることもありますが、細かいこと
は気にせず利用しましょう♪
スクリプトをチェックしながら映画の予告編を見るのも、良い英語の
トレーニングになりますよ^^
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