英語の出し入れ実践トレーニング
英語の「出し入れ」ってどういうこと?と思われたかもしれませんね。
実は拙著のタイトルなのですが、英語のアウトプットとインプットを
合わせて鍛えよう!というコンセプトです。
学習熱心な方はすでに実践済みかと思いますが、シャドーイングや
リピーティングがアウトプット力向上に効果的なことは広く知られています。
細かい練習方法や過去の専門研究がどうの、という話はまた別の機会に
したいと思いますが、今回の本でこだわったのは「トピックの意外さ」でした。
ニュースを聞こう!とか、海外ドラマや映画を利用しよう!というのではなく、
もっと一般人が話している自然なものを教材にできないか?と。
街中で話している音声を素材にした教材もありますが、それだとレベルが高すぎて
ついていけない人も多いですよね?
大人が興味を持てて、上級者レベルでなくても利用できる自然な素材。
そこで今回取り上げたのが、One Minute How-Toという
ポッドキャスト番組サイトでした。
一般の人があるトピックについて数分間語る、というコンセプトですが、
言いよどんだり、早口になったり、言い間違えたり。
実際の生活でもよくありますよね?
もちろん録音の前にある程度練習をしていますから、「完全なる自然な素材」か
と聞かれたらそうではないのですが、ニュースなどに比べると
もっと泥臭いというか、人間味があるというか、身近な内容です。
一般のネイティブスピーカーがどんな風に話すのか興味がある方、
「出し入れ」の訓練をしつつ、色んなトピックについて新しい知識を
増やしたいな!という方は是非一度お手に取ってみてくださいね。
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