高認（高卒認定）で不合格の科目が出た場合、苦手科目で勉強方法が分からない、次回の高卒認定試験でも合格点には達しないだろうというのであれば、高認の予備校や塾に通ってきちんと勉強するか、もしくは第一高等学院など単位修得のシステムがある学校に通い、高卒認定試験を受ける代わりに、その科目の単位を取ることで年度内に高卒認定試験（旧大検）に合格することができます。
高認に合格しても、就職する際には高卒と同じ扱いになるとは限りません。「高校卒業者と【同程度の学力がある】」と認定されたということで、高卒資格があるわけではなく学歴的にはあくまでも中卒です。高卒認定試験合格後、大学や専門学校に入学し卒業すれば、最終学歴は大卒や専門卒になりますので、できれば短大などへの進学をお勧めします。第一高等学院では、進路指導や就職指導を行っていますので、せっかく取得する高認資格を、有効に生かしていけるように頑張りましょう。
通信制高校の学費は、年間20〜40万円程度がだいたいの相場です。授業料は1単位あたりいくらで計算されるところが多いようですね。ルネサンス高校では、1単位当たり1万円の費用がかかります。初年度は25単位の履修が推奨されていますので、この場合は25万円の授業料ということになります。通信制高校の場合も入学金が必要になり、その他スクーリング費や施設設備費などの諸経費がかかりますので、純粋な学費プラスアルファが必要です。
高認は独学で勉強して大丈夫なのでしょうか？元々の学力がどのくらいあるかによっても合格率は変わってきます。確実にいえることは、勉強方法が分からない、あるいは極度に苦手な科目がある場合は、独学よりも第一高等学院などの予備校などでしっかり学ぶほうが、確実に高認（旧大検）合格までの時間を短縮できるでしょう。
高校の出席日数ですが、一般的に全体の3分の2以上の出席が必要です。3分の1以上欠席すると、留年の恐れがあります。病気などの体調不良やいじめなどが原因で不登校が続き出席日数を満たせない場合は、留年が確定することがあります。高校の出席日数を満たせないという場合は、単位制の通信制高校に転校することで、留年の心配をせずに高校卒業を目指すことが可能です。